目次
- 01通信制高校に入学した理由やきっかけ
- 02不登校や学校に馴染めなかった経験
- 03なぜ、今の通信制高校に入学したのか
- 04通信制高校の偏見について
- 05通信制高校って、どんな感じだった?
- 06通信制高校の学習方法、日々の生活
- 07通信制高校のスクーリングについて
- 08通信制高校の学校生活で楽しかったこと
- 09学校以外で活動したこと、夢中になったことは何かありますか?
- 10通信制高校(学校内外)で友達が出来た?恋愛をした?
- 11通信制高校に入学した経験から考えるメリットとは
- 12通信制高校に入学した経験から考えるデメリットとは
- 13進学、就職の進路について
- 14やりたいこと、夢
- 15悩める後輩・わかっていない大人たちへのメッセージ
原因不明の頭痛で不登校が長期化。残された道は通信制高校だけだった
中学卒業後は全日制高校に入学しました。毎日学校に通って楽しく高校生活を送っていましたが、1年次の秋頃から毎朝頭痛がするようになり、学校に登校できなくなってしまいました。学校でトラブルがあったわけではないのに、起きると脳が締め付けられるような痛みを感じてしまう。頭痛のせいで毎日最悪の気分で1日がはじまり、病院に行っても原因はわからず医師からは緊張性頭痛と診断されました。
頭痛がするので、家ではベッドに寝転んで好きなゲーム配信や動画を見るばかり。それしかできなかったのですが、それでもずっと家で寝ていると学校に行っていないことに対する罪悪感が芽生えてきます。その罪悪感や強迫観念はどんどん大きくなり、次第にメンタルも不安定に。その結果、1年次の10月から2年次の夏休みまで不登校になり、ついに「このままでは単位が足りないから3年生に進級できない」と先生に言われました。
せっかく高校に入学したのに卒業できないかもしれないという現実に打ちのめされました。でも、そんな時に母親が通信制高校に転入してはどうか、と話してくれたんです。1年近く学校に通えていなかったけど、通信制高校なら同級生と同じ時期に卒業できる。この現状を変えるには通信制高校に転入するのが良いのかなと思い、「自分の好きなゲームができる」、「無理せず通える」という2点を軸に学校を探し、ルネサンス高等学校の横浜キャンパスに入学しました。
復学したいと思いながら、誰にも相談できず10カ月も不登校に
朝になると頭痛を発症して学校に行けなくなり、1年次の10月から2年次の夏休みまで不登校でした。頭痛を治すために母親がいろいろと動いてくれ病院で診察を受けましたが、学校でトラブルがあったわけではないので明確な原因はわからず緊張性頭痛と診断されました。薬も服用していましたが、あまり効果はなく、1日を過ごす場所はほとんどがベッドの上。自室に引きこもりゲーム配信や動画ばかり見ていました。
この時期は学校に行っていないことに罪悪感が生まれていて、考え事をするとどんどん悪循環にハマりそうだったので敢えて何も考えないように努めていました。学校の先生には毎日休む連絡をしていて「元気になってね」という言葉をかけてもらっていましたが、先生以外に不登校について相談することもありませんでした。
不登校が長期化し、このままでは進級できないという状況になってから母親が通信制高校に転入してみないかと話してくれました。登校はできませんでしたが高校を卒業したいという意思はあり、「復学したい」とも考えていたので母親と転入先を検討しました。いま思えば、通信制高校やフリースクールのことをもっと早く知っていれば不登校がこんなに長引くことはなかったのかもしれません。
eスポーツコースがあり、自分のペースで通える、この2つが入学の決め手
昔からゲームが好きで、不登校の間はずっとゲームの配信や動画を見て過ごしていました。通信制高校への転入を考えた時も、「できればゲームができるeスポーツコースに入りたい」と思いました。通学圏内でeスポーツコースがある学校を探したところ、該当するのは『ルネサンス高等学校』だけでした。そこで学校のホームページから面談の予約を入れ、横浜キャンパスの先生と話した時に「登校日は週2日だから無理せず通えるよ」と聞き、それなら通学できるかもしれないと思い入学を決めました。僕は不登校期間が10カ月ほどあったので通信制高校でもいきなり週5日通学するのは厳しいと感じていましたし、自分のペースで通えるとわかったことも入学の決め手になりました。
横浜キャンパスには新宿代々木キャンパスに通っていた生徒のうち「横浜の方が近い」生徒も移動していましたが、まだそれほど人数は多くありませんでした。でも、翌年度からどんどん生徒が増えていき、「いきなり人が増えて大丈夫かな…」という不安も少しありましたが、ゲーム好きという共通点があるのですぐに仲良くなり、結果的に多くの友達ができました。通信制高校にはさまざまな専門コースがあり、そこには同じモノが好きな生徒が集まっています。共通の話題を見つけやすく、仲良くなりやすいのが通信制高校の良いところです。
不登校の原因となっていた頭痛が、通信制高校に入学して間もなく改善
通信制高校に通っている知り合いもいなかったので、通信制高校に対して良いイメージも悪いイメージももっていませんでした。通信制高校に転入することを家族にも反対されず、むしろ応援してくれたので通信制高校だからと入学を悩むこともありませんでした。事前に掲示板やSNSの口コミを見てあれこれ調べず、いきなり面談で先生と話したことで通信制高校という場所をフラットな気持ちで受け入れることができたと思います。
通信制高校の良いところは、自分のペースでいつでもどこでも勉強できることです。体調が悪い日も「少し良い時間帯」があり、そのスキマ時間にスマホで学習動画を見ることができます。もちろん、外出中や移動中も学習動画を視聴できます。こんな勉強方法は全日制高校ではありえません。
そして、不登校の原因となっていた頭痛が、通信制高校に入学してから数週間で大きく改善したのです。学校には週2日登校すれば良く、しかも自分の好きなゲームを学べる。通信制高校に入ったことで学校に行けないことに対する罪悪感や、学校に行かなければならないという強迫観念から解放され、頭痛の改善につながったのだと思います。
掲示板などの口コミでは通信制高校に関するネガティブな口コミも多いと聞きましたが、僕のように通信制高校に入学してからいろいろなことが上手くいくケースもあるはずです。そうした可能性を口コミでなくしてしまうのは残念だと思うので、まずは通信制高校の先生としっかり話すことをオススメします。
自由な時間が多いから、いろいろなことにチャレンジできる
僕が所属するeスポーツコースでは『リーグ・オブ・レジェンド』、『VALORANT(ヴァロラント)』、『フォートナイト』をプレイしています。どのゲームも勝ち負けが決まるため、クラスメイトは仲間でありライバルです。明るく陽気なタイプは少ないですが、時には感情を表に出してプレイする子は多いです。また、eスポーツの大会に向けて本気で取り組んでいる子も、僕のように純粋にゲームを楽しみたい子も、どちらも在籍しています。
eスポーツの授業は元プロゲーマーやゲームの上手い人が教えてくれます。オンラインゲームはSNSとの親和性が高く、eスポ―ツコースにはSNSの使用者が多いので先生ともSNSでつながっているのが特徴です。登校しない日もSNSでコミュニケーションを図るようなフレンドリーな関係が築かれています。
授業の中にはSNSの使い方などネットリテラシーに関する講義もあります。SNSで乱暴な言葉を使っていると、いずれオンラインゲーム内で暴言を吐いて相手を傷つけたり、アカウントが停止になるかもしれません。SNSで目に余る言動があれば先生がアドバイスをしてくれますし、SNSを通して見守ってもらえている安心感があります。
ルネサンス高等学校を一言で表すなら、とても自由な学校です。制服は一応ありますが、買っても買わなくてもどちらでも構いません。ただ、自由な時間が多い分、その使い方は大切になります。僕は学校パンフレットやホームページのモデル、不登校の中高生と保護者に向けたWEBセミナーなど、学校広報の手伝いを率先してやっていました。オープンキャンパスではeスポーツコースの体験授業を実施したこともあります。これは、不登校期間を経ていろいろなことに挑戦しようと思えるようになったからです。通信制高校で学ぶことで、僕自身は何事にも前向きにチャレンジできるようになりました。
レポートは学習動画を見て、アプリで問題を解いて送信
僕はルネサンス高等学校・横浜キャンパスのeスポーツコースに通い、週2日登校していました。通学する日は10~15時まで授業を受け、夕方は友達と遊ぶこともありました。
一方、通学しない日は基本的に家で過ごしていました。レポートを進めるための学習動画は1本が大体5~30分、長いものでは1時間ほどあり、短い動画の場合は複数見てからレポートが解けるようになっています。レポートは小テストで、選択問題と記述問題があります。ルネサンス高等学校ではスマホアプリですべての問題に答え、送信すれば完了でした。解答から送信までアプリだけでできるのは個人的にとても便利でした。
レポートを提出しないと単位を取得できず高校を卒業できないのでなるべく余裕をもって進めるよう心掛けていましたが、時には提出期限のギリギリまでレポートが完成しない時もありました。期限が近づくと学校からチャットツールでお知らせが来て、担任の先生からもLINEで連絡が来ます。フォロー体制が手厚い分、これは遅れてはいけないモノなんだと感じましたし、レポートの提出期限前は学校での居残りも禁止になっていたので、レポートを通して学業にもしっかり取り組んで欲しいという学校側の想いも感じ取れました。
通信制高校の学校生活で大変だと思ったことは特にありませんが、強いて言えば横浜キャンパスの生徒数がどんどん増え、教室も改修され、入学当初に好きだったキャンパスの雰囲気が少し変わったことです。新しい友達ができた半面、お気に入りの場所にも常に人がいるような状態になってしまいましたが、でもそれくらいです。
教科と体育、いつもとは違う授業は新鮮で、でも疲れる
通信制高校へ転入するためにルネサンス高等学校で先生と面談しました。その時に初めてスクーリングについて知りましたが、小学生の頃にサッカークラブに入っていて何度も合宿していたので4泊5日と言われても特に抵抗感はなく、「1年に1回、茨城県に行くんだな」と思っただけでした。
ルネサンス高等学校ではeスポーツコースに所属している生徒みんなでスクーリングに行きます。東京駅または水戸駅に集合して、駅からバスで移動。直接行っても良いのですが、遠いのでほとんどいませんでした。
スクーリングの内容は、授業を受けること、これに尽きます。場所は小学校の校舎で、時間割も決まっています。先生からプリントが配られ、プリントに沿って午前中から夕方までみっちり授業です。eスポーツコースで授業もゲームに関することなので勉強の授業は新鮮ですが、本当に疲れます。スクーリング中に体育の授業も行い、2年次には小さいトランポリンのようなネットにボールを打ち合うスパイクボール、3年次にはフリスビーでドッジボールをするドッジビーをしました。
授業が終わったらホテルに戻りますが、生徒数が多かったからか3~4つのホテルに分かれて宿泊しました。朝食と夕食はホテルで摂るので、ホテルによって料理への満足度は変わるかもしれません。ちなみに、昼食はお弁当でした。
「ポケモンカード部」をつくって校内大会を開催
ルネサンス高等学校では文化祭や体育祭のような学校単位のイベントはそれほど多くありませんでした。でも、僕が在籍していたeスポーツコースでは「部活」という名目でいろいろなゲームを遊ぶことができ、中でも『ポケモンカード』はキャンパスの垣根を超えて盛り上がっていました。以前ポケモンセンターで働いていた先生がいて、その先生と一緒にはじめたのですが、次第にプレイ人数が増えていき校内でポケモンカードのルール講習会をしたり、ついにはポケモンカード大会も開催。先生が所持していたカードサプライが大会に景品になって大盛り上がりでした。中にはポケモンカードの公式大会に出場したことがある生徒がいたり、この部活目当てで入学を希望する生徒もいたと先生に聞きました。
部活以外では、友達とご飯をよく食べに行ったことを覚えています。通信制高校に入るまで友達と外で食べることがほとんどなかったので、これも通信制高校に入って変わったことと言えるかもしれません。学校パンフレットやホームページの広報モデルとして撮影やインタビューに協力したことも良い思い出です。
撮影モデルやWEBセミナーへの登壇など、通信制高校だからできたことが多数
eスポーツコースに週2日通学し、登校しない日は家で学習動画を見てレポートを解いたり、アルバイトをしていました。高校時代のアルバイトはコンビニの店員です。学校以外の場所でいろいろな人と接する機会がもてるので、アルバイトしている生徒は多かったです。
その他にチャレンジしたのは学校の広報の手伝いです。通信制高校ではなるべくいろいろなことに挑戦しようと決めていたので、先生から打診された時は「やります」と即答しました。パンフレットやホームページのモデルをして撮影やインタビューに答えたり、時には不登校の中高生と保護者向けにWEBセミナーで自分の体験談を話したりしました。オープンキャンパスでもeスポーツコースの体験授業を行い、そうした一つひとつの経験を積み重ねていくことで少しずつ自信がついていったように思います。
さまざまなゲームを遊び、ゲームを中心に友達の輪が広がっていく
ルネサンス高等学校には週2日登校していました。毎日登校する全日制高校に比べると日数は少ないですが、eスポーツコースにはゲーム好きな生徒が集まっているのでゲームを中心に自然と友達の輪も広がっていきます。授業では『リーグ・オブ・レジェンド』、『VALORANT(ヴァロラント)』、『フォートナイト』などチーム戦のタイトルをプレイし、部活ではポケモンカードやボードゲームを楽しんでいたので、いろいろなゲームに興じる中でいろいろな友達ができていく、という感覚です。コミュニケーションもゲーム中に生まれるので男女ともに仲が良く、友達づくりも恋愛も、通信制高校だからできにくい、ということはないと思います。
学校外では小学校の頃から知っている地元の友達と会うことが多かったです。地元の友達とはゲームを介さず、回転寿司などに行ってよく話していました。
環境が変わり体調が改善。通信制高校なら自分らしく可能性を伸ばせる
全日制高校に通っている時は原因不明の頭痛に襲われ、1年次の秋頃から2年次の夏休みまで不登校になってしまいました。担任の先生から「このままでは進級できない」と告げられ、週2日登校でeスポーツコースがあるルネサンス高等学校に転入します。入学前の面談まで通信制高校のことは何も知りませんでしたが、実際に入るとなんだか肩の荷が下りた感じがしました。そして、入学して間もなく、ずっと悩まされていた頭痛が消えたんです。環境が変わっただけでこんなに体調が改善するのかと驚きました。
通信制高校は何も強制されない、緩く、気楽に過ごせる場所です。先生たちもフレンドリーで接しやすい人ばかりで、先生たちから依頼されて学校の広報の手伝いなどいろいろなことにチャレンジするようになりました。環境を変えたことで自分自身を変えることができたと思っています。
図解:全日制高校と通信制高校に通った、吉井君の学校イメージ
通信制高校に入ってすべてが好転したから、デメリットは思いつかない
通信制高校のデメリットは何だろうと考えたのですが、何も思いつきませんでした。僕自身が通信制高校に入って後悔したことがなく、むしろ通信制高校に入ったおかげであらゆることが好転したからです。体調が良くなり、学校に通えるようになり、友達も思い出もできました。
強いて言えば、緩いことはメリットですが、時々緩まりすぎることがデメリットかもしれません。通信制高校にはみんなで行動したり、共通の目標に向かって頑張る機会が少ないです。自由な時間も多いので「明日やればいいか」と先延ばしにしやすく、そのせいでレポートの提出がギリギリになることもありました。
ゲームと映像に関わる仕事に就くため、横浜デジタルアーツ専門学校へ進学
ルネサンス高等学校を卒業し、映像のプロを目指せる『横浜デジタルアーツ専門学校』に進学しました。不登校の時にゲームの配信や動画を見ることが習慣化し、自分で動画をつくってみたいと思ったことがきっかけです。いまは2023年度に新設されたメディアクリエイティブ学科に在籍し、YouTubeチャンネルの運営や映像編集の方法、画像やイラストを作成・修正するフォトショップやイラストレーターの操作、メディアや広告のつくり方を学んでいます。映像や美術作品の歴史、著作権に関する知識も含め、動画をつくるための幅広い知識・スキルを勉強しているところです。
ゲーム配信はコロナ禍の自粛ムードの中で流行し、不登校だった時はゲーム配信を見ることで心が少し楽になり、学校に行っていない負い目から一時的に逃れることができました。そのため、ゆくゆくはゲームと映像に関する仕事に就きたいと思っています。自分でチャンネルを立ち上げて実況配信するのか、編集をメインで行うのか、具体的な道はもっと勉強した上で決める予定です。
ちなみに、入学するには作文と面接をクリアしなければならず、作文のテーマは「将来の夢」でした。
ゲーム配信か動画編集か、どちらにせよ通信制高校で生まれた夢を叶えたい
将来的にはゲームと映像に関わる仕事に就きたいです。自分でゲームプレイを実況配信するのか、あるいは裏方として動画を編集するのか、まだ具体的には決めていませんが、不登校の頃から見続けてきた世界に入りたいと思っています。
僕は全日制高校で不登校になり、好きなゲームができるという点で通信制高校に転入しました。しかし、そこでeスポーツを学び、ゲームや映像に携わりたいという夢が生まれ、いまは専門学校で夢を叶えるための方法を学んでいます。どのような形になるかはわかりませんが、通信制高校に入学したことではじまったこの夢をいつか実現したいと思います。
悩める後輩・わかっていない大人たちへのメッセージ
高校1年の秋から原因不明の頭痛に襲われ、学校に行けず不登校になりました。本来は学校で授業を受けている時間帯に家で過ごしていると、体調不良だから仕方ないと思っていても罪悪感に苛まれます。僕は不登校に向き合ってこの状況をどうにかしなければならないと考えるうちにメンタルも病んでしまい、それ以降は何も考えないように努めていました。
しかし、不登校になったとしても「学校に戻ることが正解とは限らない」といまなら分かります。僕は「学校から逃げること」「全日制高校以外の選択肢をもつこと」で、もう一度前を向くことができました。環境を変えようと試みてくれたのは母親です。母親は僕が不登校の時はそれほど干渉せず体調を心配してくれ、復学しろと強く言うこともありませんでした。僕の様子を見ながら対応してくれたことには本当に感謝しています。
僕や母親と同じように、不登校になった子とその親が全国にいると思いますが、不登校経験者としては「いまはいろいろな方向性と可能性がある」ということを伝えたいです。全日制高校に入学して卒業する一本道が正規のルートだとしても、それ以外にも道はあります。そして、人それぞれに正しい道があるのだと思います。保護者の方には、従来の一本道に固執せず、その子に合った道を一緒に見つけてほしいです。
このように思うのは、僕自身が不登校を経て通信制高校に転入し、転入後すぐに体調が良くなったからです。環境を変えるだけでこんなに改善するのかと驚き、体調が良くなったおかげでいろいろなことに挑戦できました。いまでは「もっと早く通信制高校に相談しておけば良かった」と思っているくらいなので、もし不登校に悩んでいるのなら通信制高校に入学するのも一つの選択肢だと捉えてはいかがでしょうか。もちろん、通信制高校だけが不登校の解決策というわけでもありません。通信制高校やフリースクール、スクールカウンセラーなど、いろいろな人から話を聞くことでその子に合う解決策が見つかると思います。
取材日:2023年8月