日頃より、株式会社プレマシードのオフィシャルサイトをご利用いただきありがとうございます。
本日、オフィシャルサイトのリニューアルを行いましたのでお知らせいたします。
プレマシードでは、通信制高校をはじめ、不登校や医学部受験といった学びを取り巻く課題に広く携わってまいりました。
設立から15年経った今感じることは、10代の若者の学びへの価値観や彼らが抱える悩みへの認識には世間との大きなギャップがあるということです。この問題を解決に導くことができないかという想いが、今回のリニューアルの原点です。
リニューアルしたオフィシャルサイトでは、コンテンツの充実や、構成・デザインの刷新を図りました。10代の若者の明日をちょっとだけ良くしたい、私たちのそんな想いを感じていただければ幸いです。
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リニューアルポイント①
当事者のリアルな声をお届けするコンテンツ“SOLUTION”
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リニューアルポイント②
“教育×クリエイティブ”でイメージの転換を仕掛ける
教育現場の変容とプレマシードの想い
「学び」の変化
2019年に発生した新型コロナウイルス感染症。これに伴う暮らしの変化は「学び」の分野にも思わぬ大きな影響を与えたのです。この変化は、従来の「全体」へ向けた教育から「個人」を尊重する学び方へのシフトチェンジを促しました。
ポジティブな変化を遂げた通信制高校
2024年現在、全日制高校の生徒数は10年連続で減少しています。一方、通信制高校の生徒数は過去最多の29万人余りであり、前年度より2.5万人増え、9年連続で増加しています。 ※1)
プレマシードは15年以上通信制高校に関わってきました。通信制高校の現場は、個性と多様性を育む学びの環境として、非常にポジティブな変化を続けています。そしてみなさんが思うより、たくさんの可能性を提示できる教育機関に進化しているのです。
通信制高校への進学は恥ずかしい?
しかし、社会的な認知のされ方においてはまだまだ旧来のイメージも強く、実態とのギャップを抱えています。通信制高校に対するイメージ調査によると、良くない印象を持っているという回答が4割近くありました。 ※2)
インターネットで「通信制高校」と検索すると、「人生終わり」「やめとけ」「ずるい」などのネガティブなワードが見られます。そんな偏見から、通信制高校に通っていることをおじいちゃんやおばあちゃんに半年打ち明けられなかったなんて話も聞いたことがあります。
偏見をなくしたい
私たちは、通信制高校の仕組みを使って海外留学したり、好きなものをとことん学んで羽ばたいていく生徒たちをたくさん見てきました。そんな子たちが、全日制高校だけが正しい選択とは限らないと教えてくれたのです。 通信制高校も立派な選択肢の一つ。間違った情報のせいで、消極的な選択になってしまうなんて、もったいないと思いませんか。全ての若者が、自分らしい学びの環境を選べる世の中になったらよいなと、そんなことを考えるようになりました。
▼通信制高校から夢に向かって羽ばたく卒業生
増える不登校と変わる価値観
コロナ禍を経た「学び」の変化は、不登校に対する印象にも影響を及ぼしていました。
2023年に発表された小・中学校における不登校児童生徒数は過去最多の約29万人でした。前年度から5万人ほど増加し、この数字は在籍児童生徒のおよそ3割を占めます。 ※3)コロナ禍で、生徒たちはリモートでの学校生活を経験したため、教室じゃなくても勉強できる、学校に無理に行く必要はないと考えるようになりました。その従来とは違う体験が、不登校へのハードルを格段に下げているのだと思います。
自ら学びたい環境を選ぶことは良いことですが、学校へ行かない選択をした場合でも、その先の未来を見据えて、社会に出る準備は進めていかなければいけません。
学校に行かないことを選んだ生徒たちは、本人たちが考えているより、社会との結びつきが薄くなってしまうこともあり、それが大人になったとき、大きな壁になってしまう可能性もあります。今まで、プレマシードが見てきた通信制高校の現場でも、先生たちはそういった課題と向き合っていました。
不登校への厳しい目は寛容になりました。しかし、18歳になれば、大人として数えられ、社会人として広い社会で生きてゆかなければならなくなります。その子たちが成人して社会に放り出されたときのことは、まだまだ議論がされていないのではないか。
わたしたちはそう思っています。
プレマシード動きます!
通信制高校や不登校のこと以外にも、まだ見えていない課題はもっとあるのかもしれない。そんな問題を、当事者や保護者、現場の先生だけが抱えるのではなく、もっと知って欲しい、そしてもっと広まるべき。そんな思いで、プレマシードは動き出しました。
新しいオフィシャルサイトは、私たちのWeb上の活動拠点となります。若者の曇りのない眼差しとリアルな想いが詰まったサイトにすることで、従来の常識をカラフルに塗り替え、認識のアップデートを仕掛けていきます。
リニューアルポイント
プレマシードでは、「文字情報」、「写真」、「動画」、「音声」と「情報の発信者・クリエイターの個性」を掛け合わせたコンテンツをお届けします。
教育を真面目に語ることも大切ですが、深刻な議論になるほど意見することへのハードルは高くなってしまいます。解決に向けて、みんなでもっと自由に語りあえるようになれば今よりもちょっとだけ良い世の中になる気がする、そんな思いでデザインを含め大幅なリニューアルを行いました。
新たに追加した“SOLUTION”では、10代の学びや悩みについて、当事者のリアルな声を発信していきます。
ここで取り上げるのは、私たちが向き合わなければいけない偏見や社会問題になっていることはもちろん、友達とのおしゃべりの中で繰り広げられるような出来事まで、さまざまです。学生や保護者の方、先生、専門家まで広く巻き込み、異なる立場から意見を届けていくことが解決のきっかけになるはずだと信じています。
プレマシードでは、誰もが、見たくなる、考えてみたくなる、語りたくなる情報を発信していきます。今後ともご愛顧賜りますようどうぞお願い申し上げます。
代表メッセージ
メディア紹介
オフィシャルサイト
10代の若者の学びへの価値観や彼らが抱える悩みへの認識には世間との大きなギャップがあります。この問題を解決に導くため、みんなでもっと自由に語りあえるようになれば今よりもちょっとだけ良い世の中になる気がする、そんな思いでさまざまな立場からのリアルな声を届けていきます。
プレマシードについてGo通信制高校
多様な角度から通信制高校やサポート校、技能連携校、高等専修学校を紹介するポータルサイトです。偏差値や知名度など単なるスペックの比較ではなく、10代の悩みややりたいことは個性としてとらえ、それを解決する学校の個性とのマッチングを目指します。
※1)文部科学省「学校基本調査 令和6年度」(「政府統計の総合窓口(e-stat)」)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00400001&tstat=000001011528
※2)プレマシード「通信制高校に対するイメーsジ調査」
通信制高校に対するイメージ調査
※3)※文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00400304&kikan=00400&tstat=000001112655&cycle=0&tclass1=000001210480&tclass2=000001210481&tclass3=000001210485&result_page=1&tclass4val=0