「29万人」「11人に1人」と聞いて、なんの数字だと思いますか?
これは、日本で通信制高校に通う高校生の数を表しています。※1)
ここ十数年、通信制高校は個性と多様性を育む学びの環境として、常にポジティブな変化を続けてきました。その結果、たくさんの可能性を提示できる教育機関に進化したことがこの数字に表れていると思います。
新型コロナウイルス感染症が発生した2019年を境に、通信制高校生に通う生徒が増加していることが分かります。コロナ禍の暮らしの変容が教育にも大きな影響を与え、多様性を認め、個人を尊重した学び方へ変化し始めました。
しかし、社会的な認知のされ方においてはまだまだ旧来のイメージも強く、実態とのギャップを抱えています。通信制高校に対するイメージ調査によると、良くない印象を持っているという回答が4割近くありました。 ※2)
インターネットで「通信制高校」と検索すると、「人生終わり」「やめとけ」「ずるい」などのネガティブなワードが見られ、そんな偏見から、通信制高校に通っていることをおじいちゃんやおばあちゃんに半年間も打ち明けられなかった、などという話も聞いたことがあります。
通信制高校に進学することは、本当に胸を張れないことなのでしょうか?
私たちは、通信制高校の仕組みを使って留学したり、好きなものをとことん学んで、未来に羽ばたいていく生徒たちをたくさん見てきました。その子たちが、全日制高校だけが正しい選択とは限らないと教えてくれたのです。
そこで、インターンとして、通信制高校のリアルな情報を発信してくれる「メンター」※3)を募集することにしました。プレマシードでのメンターの役割は、まだ世の中に知られていない通信制高校のリアルを発信していくことです。同世代として10代はもちろん、年上の方へのメンターである「リバースメンター」として保護者世代にも情報発信を行います。
そして、今回、プレマシードの思いに共感し、偏見をなくしたいと集まってくれたのは、通信制高校の生徒や卒業生たち。
★インターンに興味のある方は こちら から
通信制高校も立派な選択肢の一つ。間違った情報のせいで、胸を張れず、消極的な選択になってしまうなんて、もったいないと思いませんか。全ての若者が、自分らしい学びの環境を選べる世の中にするため、通信制高校の日常や学校選びに対する考え方など、彼らのリアルな視点からさまざまな情報をお届けしていきます。
皆さま、メンターとして集まった素敵なメンバー、そしてプレマシードの今後の活動にぜひご注目ください。
代表メッセージ
メディア紹介
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10代の若者の学びへの価値観や彼らが抱える悩みへの認識には世間との大きなギャップがあります。この問題を解決に導くため、みんなでもっと自由に語りあえるようになれば今よりもちょっとだけ良い世の中になる気がする、そんな思いでさまざまな立場からのリアルな声を届けていきます。
プレマシードについてGo通信制高校
多様な角度から通信制高校やサポート校、技能連携校、高等専修学校を紹介するポータルサイトです。偏差値や知名度など単なるスペックの比較ではなく、10代の悩みややりたいことは個性としてとらえ、それを解決する学校の個性とのマッチングを目指します。
※1)文部科学省「学校基本調査 令和6年度」(「政府統計の総合窓口(e-stat)」)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00400001&tstat=000001011528
※2)プレマシード「通信制高校に対するイメージ調査」
通信制高校に対するイメージ調査
※3)メンターとは、お手本としてアドバイスや指導を行い、成長や精神的なサポートする人のこと。先輩や年上の方のメンターをする場合は、リバースメンターと言い、苦手とするSNSの使い方や、若い世代の価値観を教える。