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将来の可能性を広げるため、特別支援教室からS高校へ進学

将来の可能性を広げるため、特別支援教室からS高校へ進学

S高等学校 1年生
稲垣宗将

ADHDと診断され中学3年まで特別支援教室に通う

私は小学校低学年の時にADHD(多動・衝動性)と診断され、小学1年生の時から特別支援教室に通っていました。特別支援教室とは、発達障害を抱える子どもがクラスを離れて個人に合った指導を受ける場所です。基本的には毎日特別支援教室で過ごし、1日に1コマだけクラスメイトと一緒に授業を受けていました。ただ、学校に行きたいとはあまり思えず、学校を脱走して帰宅したこともあります。
小学3年生の時には学校を休むことが増え、「一度環境を変えてみよう」と転校しましたが、そこでもうまくいかず、元の学校に戻って再び特別支援教室に通っていました。

特別支援教室は中学3年まで通うことができ、中学卒業後は特別支援学校や分教室(※1)に進むのが一般的です。特に、分教室は基礎学習や体験活動を通して成長を促してくれるので分教室に進む子が多いですが、私は「もっと将来の可能性を広げたい」と思って通信制高校への進学を検討しました。

ADHDと診断され中学3年まで特別支援教室に通う

S高校に入学してすぐに話の合う友達ができる

いくつかの通信制高校を検討する中で、最終的に入学したのがS高等学校(以下、S高校)です。オープンキャンパスに参加した際、先生がフレンドリーでやさしく、サッカーやゲームなど自分の好きなことの話ができ、「この学校なら通いたい」と思えました。
中学時代は学校に通うモチベーションが湧かず、時には先生に連れられて登校していましたが、通学意欲がなかったのも同じ趣味の人がおらず、話し相手がいなかったからです。両親もS高校への入学に賛成してくれ、高校生活を楽しめそうな予感がしました。

その予感は入学直後のオリエンテーションで早くも当たり、オリエンテーションですぐに友達ができました。いまでは「グループワークなどで話したらもう友達」という感覚で、年2回あるスクーリングでも交友関係はどんどん広がっています。遊ぶ際も「あさってカラオケに行こう」とチャットで伝えれば行ける人が自然と集まる感じで、誰もが無理なく自分のやりたいことをしています。

S高校に入学してすぐに話の合う友達ができる

授業や実行委員会を通して主体性が身に付く

現在は週1日登校する通学コースに在籍し、毎週木曜日に横浜キャンパスへ通っています。通学日は9時半に始業し、16時頃まで50分6コマの授業を受けます。午前中は企業と連携して課題の解決に挑むプロジェクト型学習(PBL)です。偽物のサプリメントに対して注意喚起する広告動画を作成したり、「バイクの所有欲を上げる方法」といったテーマに対して解決策を考えます。午後はリベラルアーツの授業があり、アートデザインでは紙粘土で食品サンプルを製作しました。N高グループならではの興味を惹ひかれる授業が多く、体育祭や文化祭の準備も生徒主体で進めていくのが特徴です。

私も体育祭の実行委員になり、毎週木曜は授業の後にミーティングに参加しています。そこで体育祭本番時の役割などを決める事前準備を行っています。体育祭は、このインタビューの1カ月後(2025年3月21日)に保土ケ谷の体育館で開催され、ネットコースの生徒も含めると横浜キャンパス130人の生徒とメンター、先生が参加するので、いまからとても楽しみです。

授業や実行委員会を通して主体性が身に付く

▲実際に制作した食品サンプル「おしんこ」

将来は未定。高校生活を楽しみながら考えたい

中学までは学校に行きたいとあまり思えず、特別支援教室から脱走したこともあります。休みがちになったせいで、先生に連れられて一緒に登校していました。
それがS高校に入学した途端に気の合う友達ができ、グループワークや実行委員会に取り組む過程で自分のできることも少しずつ増えていきました。スケジュールをはじめ学校に何も縛られない、自由度の高い環境だからこそ主体性が身に付いたのではないかと、自分では思っています。

S高校のように、通信制高校は自分が興味のある分野を見つけ、突き詰めることができる学校です。そのため、私と同じようにADHDで学校生活に息苦しさを感じている方や5教科の勉強が苦手な方には、通信制高校をおすすめしたいです。私も入学前は勉強についていけるか不安でしたが、学習アプリで動画を見てレポートの問題を解き、自分のペースで勉強を進められています。

将来の可能性を広げたくてS高校に入学しましたが、卒業後に進学するか就職するかはまだ決めていません。まずはS高校の体育祭を成功させ、その後はバイクの免許を取って行動範囲を広げたいです。そして、高校生活を楽しみながら将来のことをじっくり考えていきたいです。考える時間と余裕を持てるのも通信制高校の良いところだと思います。

将来は未定。高校生活を楽しみながら考えたい

取材日:2025年2月

※1)分教室とは、県内の小・中・高の校内や隣接・併設された特別支援学校に設置される教室を指します。症状が軽度の場合は、自立通学を原則として分教室に通うこともあります。

本記事内で話されていることは、個人の体験や感じ方によるものです。現在の学校のカリキュラムや学習の進め方とは異なる場合があります。

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