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農業高校中退、フリーター、通信制高校卒 人生の落ちこぼれが「やりたいコト」に出会うまで

農業高校中退、フリーター、通信制高校卒 人生の落ちこぼれが「やりたいコト」に出会うまで

株式会社プレマシード PR&マーケティング
萩原美咲

家庭の事情で高校を決め、2年次に退学

私はこれまで、自分の人生に価値を見出すことができないでいました。そう考えるようになったのは高校生の時です。家庭の事情で公立高校しか受験できず、「公立高校に落ちたら高校生になれない」というプレッシャーから体調不良になりました。そして、偏差値から「絶対に合格できる」と確信できた農業高校に進学します。
農業高校では1年次から植物や動物を育て、パンやジャムづくりに挑みました。授業自体は楽しかったものの、クラスには「実家のパン屋や飲食店を継ぐ」という確固たる夢を持っている子が多く、農業高校での学びが将来の夢や目標に直結していました。一方、私は行きたかった高校を諦め、この学校にいる。クラスメイトが羨ましく、同時に悔しさも覚えていました。

この頃から自分の人生に価値を見出せなくなり、先生から進路について問われても「卒業するだけでいい」と答えるように。それでも内申点のためにと生徒会役員を任され、結果的に高校でもプレッシャーを感じながら日々を過ごすようになってしまいました。
そんな私をある先生は常に気にかけてくれました。私も先生のことが好きだったので先生の科目は毎回100点を取り、先生のやさしさに応えていました。ところが、唯一私のことをわかってくれていたその先生が異動することに。公立高校なので教員の異動はあるものだと頭では理解できても、心は追い付きませんでした。異動を知って動揺する私に、「本当に辛かったら学校を辞めても良いからね」と先生は言葉をかけてくれましたが、その一言で自分と学校を繋ぎとめていた糸が切れるのがわかりました。そして、病院に行くと適応障害と診断され、そのまま高校を退学しました。

家庭の事情で高校を決め、2年次に退学

フリーター生活を経てN高に編入。高卒資格を取得する

高校を辞めた後はフリーターになり、アルバイト三昧の生活を送りました。稼いだお金は推し活に支出。自分でお金を稼げるようになって少し余裕は生まれましたが、どれだけ働いても高校を辞めたことがずっと心に引っ掛かっていました。親から「公立高校に行ってほしい」と言われて進学したのに、結局卒業できなかった。親は私が退学したことについて何も言いませんでしたが、私の将来が不安だったのは間違いありません。
何より、今後就職することになった際も高卒資格はあった方が良い。高校を辞めてから1年ほど経ち、改めて高卒資格について考えていたある日、高等学校等就学支援金制度など家庭の経済状況に応じて授業料を支援してくれる奨学金制度があることを知りました。

「この制度を使えば私立高校にも入学できるし、高卒資格が取れる」

そう思い、高校を中退した私がいまから入学できて卒業できる高校を探し、通信制高校のN高等学校(以下、N高)に編入しました。アルバイトをしながら勉強するため、選択したのはオンラインで学べるネットコース。N高で学べたおかげで私も高卒資格を取得できました。

フリーター生活を経てN高に編入。高卒資格を取得する

マイナスをプラスに変える会社で、自分の価値を見出したい

N高卒業後は再びアルバイトに勤しむフリーター生活に戻りました。アルバイト先の一つだったネットカフェで正社員登用の話が出て、店長代理も務めたことで就職を意識するようになったのは21歳のこと。ただ、当時の私は「高校中退&通信制高校卒」という学歴からまともに就職できるイメージが湧かず、「こんな私を拾ってくれるならそれだけで有難い」とどこか自虐的な気持ちで企業の面接を受け、IT企業に就職しました。まずは社会人になること、その上で数年働いて人並みのビジネススキルを身に付けることを重視した就職でした。

就職先ではPOSデータ(販売時の情報管理データ)の分析に携わり、約2年半勤務しました。「そろそろ転職しても良いかもしれない…」そう考えた時に改めて思ったのは、「私は何の仕事がしたいのか」ということでした。
フリーターだった頃から写真を撮ったり文章を書いたりすることが好きで、就職してからはデータ分析を経験しました。自分の「好きなこと」や「できること」を突き詰めていけば、いつか私の仕事にも価値が生まれるかもしれない。そう考えて「好きなこと」と「できること」からやりたい仕事を絞っていき、ぼんやりと形が見えたのがマーケターです。そして、今後のキャリアについて悩んでいた時にプレマシードの求人と出会いました。

プレマシードの求人は他社と比べて異質なものでした。その理由は、通信制高校という私がこれまでマイナスに感じていた部分にフォーカスした会社だったからです。「この会社なら自分に存在価値を感じられるかもしれない」「自分の生きてきた道は間違いではなかったと肯定してあげられるかもしれない」と思いました。
面接をしたのは2024年の10月。10月なのにとても暑い日で、代表の岩田さんにも大きな熱量を感じながら問われたことに答えました。会社としてSNS運用を本格化する前だったので、PR&マーケティングの担当者として何をするのか、何ができるのかもピンときませんでしたが、「逆に、どんなことにもチャレンジできるかもしれない」と感じて転職を決めました。
内定をもらった当時、私にとって通信制高校は、ただ「高卒資格を取るための場所」でした。しかし入社後、通信制高校の生徒たちと関わるなかで、その印象は少しずつ変わっていきました。

マイナスをプラスに変える会社で、自分の価値を見出したい

取材日:2025年6月

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