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通信制高校に対するイメージ調査

通信制高校に対するイメージ調査

Q1.あなたの知り合いに、通信制高校に通っている方・通っていた方はいらっしゃいますか。(単数回答/n=300)
通信制高校に通っている方・通っていた方

まずは知り合いに、通信制高校に通っている方・通っていた方がいるかとお聞きしました。その結果、「いる」と回答したのは2割にとどまる結果となり、通信制高校が多くの方にとって身近な存在ではないことがわかる結果となりました。通信制高校について、どのようなことが知られているのか、どのようなイメージを持っているのか見てみましょう。

文科省の調査では、全日制高校の生徒数は令和2年約301万人から令和4年には約288万人と約13万人減少しています。一方、通信制高校の生徒数は令和2年約21万人、令和3年約22万人、令和4年約24万人となり、令和2年と比べ約3万人増加しており、コロナウィルスの感染拡大以降、通信制高校の生徒数は顕著に増加傾向になっています。

コロナウィルスの感染拡大によるリモート授業の一般化、新しい価値観が受け入れやすくなったことを背景に、通信制高校を選択する中高生や親御様が増えているのではないでしょうか。

Q2.通信制高校に対するイメージをお答えください。(単数回答/n=300)
通信制高校に対するイメージ

通信制高校に対するイメージをお聞きしたところ、「良いイメージ」という回答が15.3%、「やや良いイメージ」という回答が45.3%と計60.7%の方が良いイメージを持っていると回答しました。

Q3.通信制高校のポジティブなイメージ、ネガティブなイメージをお答えください。(複数回答/n=300)

通信制高校のポジティブなイメージ

通信制高校のポジティブなイメージ

通信制高校のネガティブなイメージ

通信制高校のネガティブなイメージ

通信制高校に対するポジティブなイメージをお聞きすると、「不登校の人でも高校を卒業できる」が62.7%と最も多く、次いで「仕事をしながら通える」61.3%、「自分のペースで勉強ができる」52.7%が多くなりました。生徒それぞれの状況に合わせて勉強ができるというところが、ポジティブにとらえられているのでしょう。

反対に、通信制高校に対するネガティブなイメージをお聞きすると、「全日制高校で経験する学校生活と異なる」が31.0%と最も多い結果となりました。現在、通信制高校はトラブルにあった人の受け皿でもある他、芸能活動、スポーツや趣味など、自分が打ち込みたいことと学業を両立させたい。という合理的な考えから選ぶ人も多いのですが、まだまだ通信制高校に対する古いイメージを持つ方も多いようです。

不登校やひきこもりの方、仕事をしながら通いたい方の受け皿となっていること、自分のペースで勉強、学校生活が送れることへの理解は進んでいるようですが、通信制高校のなかで大きく変わってきている学校生活、心身や人間関係に問題がある人へのサポート、就職率や大学進学率が大きく改善していることは認知されていない結果となりました。また、自分のペースで勉強や学校生活を送れることはポジティブにとらえられているものの、その具体的な内容までは認知されていないことが改めてわかりました。

Q4.あなたが通信制高校の仕組みについてどの程度知っているかをそれぞれお答えください。(単数回答/n=300)
通信制高校の仕組みについて知っていること
通信制高校の仕組みについて知っていること

通信制高校の仕組みについて知っていることをお聞きしたところ、それぞれの項目で「知らない」という回答が約半数になりました。比較的よく知られていたのは、「一定の成績を修め単位を修得し、定められた単位を修得すると卒業できる単位制が多い」計54.0%、「文化祭や体育祭を始めとした様々な課外授業も行われている」計50.0%となっています。

一方、知っている方が少なかったのは、「通信制高校とは別にサポート校という学習面、生活面、精神面、進路のサポートや専門コースを学べる学校がある」計33.3%、「新入学や転入と編入を随時受け入れている高校が多い」計42.7%でした。通信制高校の制度などに関してはまだまだ認知が高くないようです。

Q5.あなたが通信制高校について知りたいことをお答えください。(複数回答/n=300)
通信制高校について知りたいこと

通信制高校について知りたいことは、「学費」29.3%が最も多く、次いで「学校の仕組み(通学や勉強の仕方を含む)」25.3%、「授業内容」24.7%となりました。お金や制度、進路などを気にしている方が多いようです。

具体的に通信制高校について知りたいことをお答えください。(自由回答/n=193)
  • 「授業内容のクオリティーが全日制と変わらないのか。」(31歳/男性)
  • 「毎日をどう過ごし、どんなタイミングで登校するのか。」(64歳/男性)
  • 「進学就職できない人がどの割合でいるのかや、学校生活の内容について。」(59歳/男性)
  • 「希望する進路が実現できそうかということや、途中で辞める人がどのくらいいるのか、ということが知りたい。」(49歳/女性)
  • 「ほとんどレポート提出で学校に行くことが少ない状態で、青春時代に大事な友達関係を築くことができるのか。」(74歳/女性)
  • 「授業料、奨学金制度の有無、大学への進学率、就職率や就職先。」(53歳/男性)
  • 「文化祭等の学校行事への参加の仕方、体育等の実技科目の授業内容、どのような先生方が教えてくださっているのか。」(46歳/女性)

さらに詳しく何が知りたいかお聞きしたところ、授業内容から、進路、先生まで、様々な回答が集まりました。通信制の授業内容や登校、行事などについて具体的なイメージがない方が多いようですし、進路や交友関係について心配している方も多いようです。

通信制高校は単位制高校であり、全日制高校と比較して少ない時間で単位取得を目指すことができるため、それぞれの通信制高校で工夫されたカリキュラムが組まれています。通信制高校の仕組みについての理解が進めることが、通信制高校への理解を進めるためには必要なことと言えます。例えば、学費は高卒資格取得を目指す、基本的なコースであれば全日制高校と比較して変わらない学費と考えて差し支えないですし、就学支援金も適応されるので、ご家庭の負担が大きくという訳ではありません。こういったことが知られていくと、通信制高校に対するイメージも変わってくるのではないでしょうか。

調査の方法インターネット調査

調査機関株式会社プレマシード

調査の対象全国20歳以上の高校を卒業している男女

有効回答数300名

調査実施日2022年11月24日(木)~11月25日(金)

掲載日:2022年12月

メディア紹介

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10代の若者の学びへの価値観や彼らが抱える悩みへの認識には世間との大きなギャップがあります。この問題を解決に導くため、みんなでもっと自由に語りあえるようになれば今よりもちょっとだけ良い世の中になる気がする、そんな思いでさまざまな立場からのリアルな声を届けていきます。

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