若者の学びへの価値観や彼らが抱える悩みへの認識には、世間との大きなギャップがあります。この問題を解決に導くため教育メディア事業に専念することを決めたプレマシードでは、その一歩目としてオフィシャルサイトをリニューアルしました。
今回はサイトリニューアルを中心となって進めた、広報・PRやマーケティング領域を担当する藤原から、サイトリニューアルの背景をお届けします。
私を動かす「仕掛ける側」の挑戦
私が入社した2024年4月時点で既に、オフィシャルサイトをリニューアルし、通信制高校に通う生徒をインターンシップに迎えていろいろな企画を立ち上げよう、という話は持ち上がっていました。
初日の研修で、お散歩をしながら代表の岩田さんにこの話を聞いたとき、率直におもしろそうと感じたことを覚えています。というのも、仕掛ける立場になることへ興味があった私にとって、この2つはモチベーションが上がるアイデアだったのです。
私は子どものころからアイドルが好きなのですが、アイドルという文化はよくできているなあと思うことがよくあります。握手会の仕組みを作ったり、ジャケット写真だけ違う同じ曲のCDが何パターンも発売されたり、運営会社によってさまざまなことが仕掛けられています。私はずっと、それらの仕掛けを楽しみながら消費する立場でした。
オフィシャルサイトリニューアルやインターンシップの導入は、プレマシードが世の中に仕掛けるイメージの転換への第一歩です。ついに私も仕掛ける側に回るのかと思うと、すごく面白そうに思えてきて、その気持ちが今もエネルギーになっています。
▼インターンやサイトリニューアルの詳細は、下記記事よりご覧いただけます
「良いもの」を組み合わせる
オフィシャルサイトのリニューアルが本格的にスタートしたのは、入社2カ月後の6月です。
メンバーにもアイデアをもらいながら構成を詰めていき、一つ一つ形にしていきました。
サイトを開くとプレマシードのロゴが登場し、白い円が画面全体に広がります。これは、通信制高校や不登校に関する情報を発信しているプレマシードを見つけてもらうことで、その人の世界が広がっていく様子を意識しました。
▼実際のアニメーション
また、いまはスマホで情報収集をすることが多いと思うので、スマホ版では写真を縦長に表示させ、画面いっぱいにインターンの笑顔が広がるようにしています。
サイト全体の色味もこだわったポイントの1つです。教育系のサイトには珍しいと思うのですが、あえて白黒ベースにしてメッセージを明確に伝えることを重視しました。
以前勤めていた会社で「良いものはただマネするのではなくて、他の良いものと組み合わせてさらに良くする」という考えを教わったことがあります。確かに、例えば日本のアイドルもK-POPの文化を取り入れ、アイドル業界に多様性が生まれているなと感じました。
そこで、プレマシードのメンバーに好きなサイトを聞いたところ、音楽系のアーティストのサイトが多く挙がり、それらのサイトはメッセージを伝えることに重きを置いているため、カラフルな色合いではなく、白黒を基調としたものが多く見られました。その良さをプレマシードのサイトに取り入れ、他にも細かいこだわりをたくさん詰め込みました。
スタートラインはここから
今後はSNSを駆使して、オフィシャルサイトで発信する情報を紹介していきます。オフィシャルサイトという場所は、情報の集積場所として用意しました。
2024年9月30日に、オフィシャルサイトはリニューアルオープンしました。しかし、ここからが本当のスタートだと思っています。
掲載日:2025年01月
メディア紹介
オフィシャルサイト
10代の若者の学びへの価値観や彼らが抱える悩みへの認識には世間との大きなギャップがあります。この問題を解決に導くため、みんなでもっと自由に語りあえるようになれば今よりもちょっとだけ良い世の中になる気がする、そんな思いでさまざまな立場からのリアルな声を届けていきます。
プレマシードについてGo通信制高校
多様な角度から通信制高校やサポート校、技能連携校、高等専修学校を紹介するポータルサイトです。偏差値や知名度など単なるスペックの比較ではなく、10代の悩みややりたいことは個性としてとらえ、それを解決する学校の個性とのマッチングを目指します。